BL作品語り-10日目

6日ぶりです、埃ちゃん(@hokori92)です

はじめに

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10日目です

正直週3～5くらいで自分が書くことになるのかな～と思ってたんですが、思った以上に埋まって自分が入る隙がなくなっていました。ありがとうございます

本題

今日の作品はこちら

いつかの恋と夏の果て 特典ドラマCD付

は？お前これ1日目に紹介してたやんけ！という顔をされているのはわかるけどいや違う、違うんだよ

1日目に紹介したのは漫画の方で、今日紹介するのはドラマCDの方です

ほんとは別の作品を紹介するつもりだったんですが、1日目の記事で書いてたとおり注文したドラマCDが届いたので聞いたところマジでヤバかったのでここで吐き出させて下さい

まあ1日目の記事も言うほどまともに紹介できてなかったので、今回はもうちょい真面目に紹介します

あらすじ

「一夏でも冗談言うんだな」

あの夏のうだるような暑さと一緒にかき消された告白ーーー

学生の頃から気の置けない友人として付き合ってきた2人。だが、一夏は修に対し"友情"では片付けられない感情を抱いていた。そんなある日、一夏に男のセフレがいると知った修は、無神経な言葉で追い詰めてしまい…?

ずっと隣にいたいからこの想いは隠し通すと決めたーーー

(Amazonより引用)

1日目に載せたのと全く同じですが一応再掲。ノンケ×ゲイで受けの片思いが報われる話。前回は書き忘れてたんですが二人とも社会人で同い年です

キャラクター

小野寺修(CV.新垣樽助)

　社会人。一夏とは高校の同級生。
　学生時代からコミュニケーション能力は高いが、
　恋人となかなか長続きしない。
　一夏のことは親友だと思っている。

深原一夏(CV.古川慎)

　感情を表情に出さず、サバサバした物言いをする。
　修に対して学生時代から
　友情以上の思いを抱えているが、
　それを隠して良き親友を演じている。

(ドラマCDのジャケット裏より引用)

正直これだけで好きな人は好きだと思うんですけどどうでしょう。私は好きです

もうちょっとわかりやすくすると、

受けのことを親友だと思っている(はずなのに異常に執着している(が本人はそれに気づいていない))攻め　×　感情を表情に出さない(けど攻めに友情以上の想いを抱えていて、色々考えて身を引いて良き親友を演じている)受け

という感じです。ね、好きでしょ？

ここからどんどん気持ち悪い話になってくるので頑張ってついてきて下さい。これからも私と普通に顔を合わせて仲良くしていきたい方は見ない方がいいと思います

古川慎の息だけの台詞がすごい

別にスケベな話ではなく、古川慎の演技がすごいという話

息だけの台詞っていうのは漫画や小説によくある三点リーダーとかダッシュ記号とかエクスクラメーションマークとかだけで表現される言葉のない台詞のことです

古川慎演じる深原一夏は無口なキャラクターで、更に親友である修に片思いをしつつ友人関係を壊さないように振る舞っているため、何か言おうとして飲み込んだりする場面が多いんですよ。つまり彼の台詞には三点リーダーが多い

で、その三点リーダーの表現がすごいんですよね

例えば、修に「彼女できた？(中略)勿体無いなぁ　昔っから結構モテんのに」と話を振られ、小声で「お前が俺にそれを訊くのか」と言ってしまって「え？」と聞き返された時の台詞。文字列だと「…なんでもない」ってそれだけの台詞なんですけど、「…」でヒュッと息を吸って一瞬硬直し、息を吐いてから落ち着いた声で「なんでもない」って演技するんですよ。すごくない？ただの三点リーダーだよ？「…」だよ？息遣いだけで感情がわかる。すごい

あともういっこ私の好きなシーンで、特典ドラマCDの方で冬に修の家に来た寒がりの一夏がソファに座っている修の膝の間に来るように呼ばれた時の反応。こちらも文字列だと「……」「……っ」って吹き出し2つぶんの三点リーダーなのに、抗おうとして息を詰めて、詰めて、でも結局ふかふかのブランケットと温かい修の誘惑に負けてしまう、というのが一言も発してないのに息だけで全て伝わってきます。これはマジ

他にも三点リーダーのある台詞はたくさんあるので、息遣いなどから色々と想像を膨らませるのも楽しいし、漫画と読み合わせると古川慎がすごいということがよくわかって楽しいのでおすすめです

呂律の回っていない古川慎がすごい

これはスケベな話。すごいえっち。すごい。すごいしか言えないのですごいです

更に気持ち悪い話をすると個人的にはた行の発音が甘くなるのが好きで、しかもフィクションにありがちな露骨にた行がら行になる(らめえみたいな)のではなく、舌先がギリギリ上顎に届いてないみたいな発音でとにかくえっち。た行とさ行の間の発音というか…言語化しにくい…

あとか行の発音も甘くなっては行に近くなってて、特典ドラマCDの方で言ってくれる「好き」がめちゃくちゃ可愛い発音になってます。このへんの話はマジで聞かなきゃわからないと思うのでつべこべ言わず聞いてください

余裕のない新垣樽助がすごい

これもスケベな話だった。この作品での新垣さんは基本さわやかなお兄さん声というか優男声で演技しているのですが、スケベなシーンで余裕ない声出されるとﾋｪｯてなります

あと適当にBLCDソムリエみたいなこと言ってみると、昔のBLCDは攻めは全然喘がないとかあってもうめき声みたいなのばっかだった気がするけど最近は攻めもわりと喘ぎがちな気がする。新垣さんは別作品で受けの声帯もよくやってるのでこのCDでもえっちな喘ぎ声が聞けます

台詞について

ここから個人的に好きな台詞を適当にピックアップしてみました。特に内容のネタバレはないはず

「ふざけんな死ね」―古川慎です。特に話の流れとは関係ないどうでもいい台詞なんですけど古川慎に「死ね」って言われるとフフッてなります。これだから人生は楽しい

「やるぞ　セックス」―これも古川慎。文字列だけでヤバいのがわかる。もうちょい踏み込んで気持ち悪い話すると「やるぞ」で緊張して声が震えてるのがめっちゃえっちでそそる

「あんまり可愛いこと言わないで」―新垣樽助。詳しいシチュエーションは省きますが一夏にあまりにも可愛いことを言われた時の反応。手の甲か何かを口に押し付けてくぐもった声で言ってるんですが、言い方がめちゃくちゃ感極まってていやお前が可愛い…となってしまったので拾いました。ついでにこの後の古川慎の困惑した声も死ぬほど可愛い

さいごに

我ながらマジで気持ち悪い文章を垂れ流し続けた自覚があるんですが、どれくらいの人がここまでたどり着いてるんだろう…ここまで読んでくださった方はありがとうございます。これからも私と普通に顔を合わせて仲良くしたい人はここで見たことは全て忘れてください

また、ここまで読んでドラマCDを聞いてみたくなった方は埃ちゃん(@hokori92)までどうぞ。恥ずかしい人はDMでもいいよ

BL作品語り-3日目

どうも埃ちゃん(@hokori92)です

はじめに

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3日目です

本題

今日の作品はまたまたフリーゲーム、「人魚のナイフ」です

公式サイト：人魚のナイフ

ダウンロード(ふりーむ！)：人魚のナイフ：無料ゲーム配信中！ [ふりーむ！]

以下公式サイトからあらすじ

片思いの女の子にロクに声もかけられないまま2年の1学期は終わろうとしている。
そんな頃、仲のいい後輩、八百湊(やお　みなと)に七夕祭りに誘われた。
半ば投げやりに了承するも、下駄箱にはある手紙が入っていた。

ジャンル？は「薄味BL短編ノベルゲーム」

タイトルから察しがつく通り、人魚姫がモチーフのノベルゲームです

めっちゃ短いです。確か30分もかからなかったはず

ふわっとした雰囲気学生片思いBLが読みたい人におすすめ

途中にゲームならではの演出というか仕掛けがあって、私のお気に入りはそこです

ただ公式サイトにも注意書きがしてありますが、エンドは1種類、バッドエンドしかありません

ただ1つのバッドエンドを見るための一本道ノベルゲームです

バッドエンド大好き闇の腐女子のみんな～～～やってね～～～～～

ここまでバッドエンドバッドエンド連呼したけどどっちかというと悲恋という感じなので、やって拍子抜けされたらごめん

さいごに

昨日のに引き続きこちらもフリーゲームなので無料でプレイできます

このまま続けるとフリーゲームレビューACになってしまうので次は普通に商業BLとかにしようかな

BL作品語り-2日目

半日ぶりです。埃ちゃん(@hokori92)です

はじめに

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2日目です

本題

今日の作品はフリーゲームから「レムレスブルーの午前２時」

公式サイト：レムレスブルーの午前２時

ダウンロード(ふりーむ！)：レムレスブルーの午前２時：無料ゲーム配信中！ [ふりーむ！]

以下ふりーむから引っ張ってきた紹介文

7月の半ば、ある一人の天才が消えた。

中高一貫男子校に通う中学3年生の少年アオイ。
午前2時に桜の木の下で出会った不思議な少年、ヒナタ。
二人は密会を通じ惹かれあっていくが、お互いにある思惑があって――。

「――『アオイのハートを手に入れて』
　これがレムレス・ブルーを手に入れる唯一の方法らしい」

生きてるものは不老不死に、死んでしまったものは蘇るという
幻の存在『レムレス・ブルー』とは

消えてしまった天才、アカネの真実とは――

「真夜中の午前2時、幽霊に恋をした。」

 紹介文からそこはかとなくミステリー臭とかサスペンス臭がしますがジャンル的には「少年愛ADV」です

雰囲気

まず上のリンクから公式サイトを見てほしい

めっちゃ雰囲気がいい

今はお知らせが一番上で主張してるのでちょっとアレなんですけど、お知らせ入るまでは今はお知らせの下に下げられてる「親愛なる葵へ」から始まるいい感じの文章がタイトルの下に来ててめちゃくちゃいい感じでした。ちなみにゲームもこの一連のいい感じの文章から始まってめちゃくちゃいい感じです

あとふりーむのタイトルにひっついてる一言キャプションが
真夜中の午前2時、幽霊に恋をする少年愛ADV
これもめっちゃいい。好き

イラスト

上はふりーむに載ってるゲーム画面のスクショ一覧

縮小されてるのでちょっと潰れて見にくいですが、ゲーム内では立ち絵はもちろん、差分含めてスチルが100枚くらい見られるしそれがゲームの雰囲気にも合ってるので最高です

あとゲームの進行度に合わせてタイトル画面の背景画像が変わっていくのでそれも楽しい

私は3枚目のタイトル画面が好きなんですがここでスクショとか載せるとネタバレ＋無断転載になってしまうので気になる方は自分でプレイしてみて下さい

キャラクター

私の推しはスクショ画面右下にいる緑髪のサクラ先輩です

公式サイトに乗っているサクラ先輩のキャラクター紹介がこちら

ｳｰﾝもう好き

右の台詞、すごい攻めっぽいこと言ってますが私の見立てでは彼は受けです

ネタバレになるので詳しくは書けませんが、このゲームに出てくるキャラクターたちは依存・相互依存のオンパレードなので好きな人にはめっちゃハマると思います

ストーリー

個人的にこのアドベントカレンダー内で語る作品についてのネタバレNGを自分に課しているのであまり詳しいことは言えませんが、ストーリーがすごくしっかりしています

そのぶん文章量はめちゃくちゃに多くて読み応えがあります。説明文に「プレイ時間　約5時間～12時間」とか平気で書いてあるので、時間の取れる時にプレイすることをおすすめします

構成としては乙女ゲームよろしく3ルートに分かれていて、各ルートにそれぞれEDが5種類あります。が、各ルートはつながっていて、ルートが3つあると言うよりは3部構成の物語という感じです。開放されているルートのストーリーを進めるとある一定の条件で次のルートに進めるようになっています

各ルートにはそれぞれトゥルーエンドがあって、一番最後にプレイすることが出来るルートのトゥルーエンドで全ての伏線が回収される瞬間が本当に最高です

最初に雑に濁したけど普通にミステリーでサスペンスなのでそういうの好きな人も好きかも

さいごに

こちらフリーゲームなので当然ダウンロードは無料、プレイも無料です

ノベルゲームが嫌いではない人、相互依存という単語に惹かれる人などは是非プレイしてみて下さい

あと公式サイトのお知らせに書いてあるノベライズとコミカライズ、両方持ってるので貸し出せます。ノベルゲームがあんまり好きじゃない人とかどうぞ

ちなみに同じ心太さん作の新作同人ゲーム「マミヤ -FallDown-」も持ってます。貸せます。続編の「マミヤ -DownFall-」も買います

以上、埃ちゃんでした